歯周病はうつる?

歯周病はうつる病気ですか??
はい。うつる病気です。歯周病菌は人から人へ接触感染していきます。親子、夫婦、恋人間でも感染します。口移しの食事やスプーン等の共用、キスなどで感染します。
特に、生後19ヶ月前後が「感染のまど」といわれて一番感染しやすい時期と言われています。19ヶ月といいますと1才7ヶ月ですので、ちょうど歯がはえそろう為、歯周病に感染しやすいと考えられています。


歯周病菌の感染には、歯と歯茎が必用なのです。それは、歯周病菌が嫌気性菌といわれて空気を嫌う菌なので、歯と歯茎の間で繁殖する事になります。

この「嫌気性菌」ですが、「遊離酸素量が少ないところでないと発育しない細菌。好気性菌の対語」との事です。ちみなに虫歯は「好気性菌」です。

(抜粋)発育のさい遊離酸素量が少ないところでないと発育しない細菌。好気性菌の対語。酸素を嫌う程度は菌種によって異なり,遊離酸素のほとんどないところでのみ発育できる菌を偏性嫌気性菌と呼び,酸素がかなりあっても発育できる菌を通性嫌気性菌と呼ぶ。

コトバンク「嫌気性菌」より抜粋

そして、上記の「遊離酸素」ですが、わかりにくいですよね?調べてみました。

太古の地球には酸素がなかったというときの「酸素」は、我々が呼吸するときに必要な「気体の酸素(O2)」で、遊離酸素と呼ばれます。
これとは別に、水(H2O)や、二酸化炭素(CO2)、硫酸(SO3)などにも酸素が含まれますが、こちらの酸素は、「気体の酸素(O2)」ではない、物質に含まれる「酸素」です。 このような「物質中の酸素」は、私たちの呼吸には使えません。

OKWAVE「遊離酸素」より抜粋

話題をもどしますと、子供の口の中は、細菌が少ない為、特に歯周病菌の感染のハードルが下がっていると考えられています。逆に大人になると、口の中の細菌が多い為、子供の頃ほど、感染リスクは高くありません。

ちなみに虫歯菌は、好気性菌なので歯の表面で繁殖します。

どちらにしても、菌を増殖させない為には、口の中を綺麗にしておくことが最重要です。もし、ご夫婦やカップルのどちらか一方が歯周病専門医の診察で歯周病と判断された場合ば、いい機会ですので、お二人での受診をオススメします。

定期的なデンタルクリーニングも歯周病の予防に有効です。

医療監修:若林健史

※)若林歯科医院は、4つの診察室、歯周病専門指導医、専門医、含む7名の歯科医師、歯周病学会認定衛生士を含む5名の衛生士が在席していますので、カップルでの受診にも便利です。