白い歯になるセラミッククラウンでも保険治療が可能と聞きました

白い歯になるセラミッククラウンでも保険治療が可能と聞きましたが、何か条件はございますか?
オールセラミックスクラウンでの保険治療はできないのですが、保険治療が可能な白い歯は2種類ございます。


一つは、ハイブリットセラミッククラウンといいまして、セラミックとプラスチックの成分が含まれた材料でつくられた被せ物(クラウン)です。プラスティックが入っていますので、セラミック単体より粘りがある素材になります。平成27年(2015年)8月の時点で、小臼歯の冠の治療のみハイブリットセラミッククラウンを使用できます。

もう一つは、硬質レジンジャケット冠といって、白いレジン(プラスティック)を使用した被せ物(クラウン)も可能です。保険が適用されるのは、上あごと下あごの真ん中から3番目にある左右の犬歯(けんし)の間にある6本のみです。さらに、歯医者さんの判断により噛み合わせに問題がないとされる場合に限り、前から4番目と5番目の小臼歯部(しょうきゅうし)まで保険で対応できます。

これらのメリットは、保険診療になりますので費用はお安くなります。金属を使用していませんので、歯茎の黒ずみなどはおきません。ただし、表面が白くてもメタルボンドは、中に金属が使われていますので、歯茎の黒ずみが発生します。

デメリットとしましては、セラミックスクラウンに比べてプラスティックが入っている、もくはすべてプラスティックですので、その分、透明感が弱いといいますか、オールセラミックスクラウンのような自然な歯の透明感は厳しいです。また、どうしても一定の経年変化(3~4年と言われています)で、黄色くなる事があります。

他には型どりに使用する素材の違いから、つくられる歯の精度が微妙に違ってきます。この違いから、歯と被せ物(クラウン)の隙間ができるケースがあり、長期間の使用で虫歯が発生するケースがあります。

医療監修:若林健史

※)若林歯科医院では、日本歯周病学会及び日本臨床歯周病学会の認定衛生士を含む5名の歯科衛生士が在籍しておりますので、クリーニングなどお気軽にご相談いただければと思います。